masasama9の日記

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スワミカレスワール

今は亡くなったけど、南インドペヌコンダのスワミカレスワールのダルシャンや研修に参加していた。私たちがインドまで行ったり、スワミが日本に来たり、交替くらいでやっていた。インド行くのに1週間仕事休みとるのほんと大変だったな。スワミは英語で話して、英語できる人が日本語に訳しながら話を聞いた。スピリチュアルな話、ただでさえわからないのに、英語だからなおさらわかんないんだよー(怒)と思うこともあった。

ハンピの川へ行って、水中伝法というプログラムをやった。これは10万円くらいだったけど、私はマザーダルシャンという40万円のプログラムを受けるだけで、金銭的に精一杯で、みんなが楽しそうに受けてるのを川に足だけつけて、見ていた。みんなスワミと一緒に着衣で川に肩までつかって、マントラを唱え、お願いごとをしていた。見学者は私ともう一人くらいで何で私は受けられないのかと思った。

ペヌコンダアシュラムに戻り、日本人の生徒たちの前にスワミが出てきてくださると、みんなニコニコして、本当に幸せそうだった。みんなスワミが大好きという感じだった。私もうれしく幸せだった。みんな幸せというのはいいもんだ。

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↑ペヌコンダアシュラムの庭

そして、マザーダルシャン。女神様を肉眼で見せてくれるというプログラムだった。これも最初インド行った時はお金がなくて受けられなくて、ダルシャン後一人ずつ出てくる生徒たちを見ていた。この反応がすごかったから2回目インド行った時私も受けた。感極まって泣きながら出てくる女性、腰を抜かして引きずり出されてくる男性などいた。そして私が実際受けた時の話。一人ずつ小部屋に入ってすぐ部屋から出されるという形だったが、待っている間すごくドキドキして、足など体が震えた。1秒くらいしか見せてもらえなかったけど、すごい神聖な感じのするインドの服を着た女性が座っていた。布をかぶっていて顔は見えなかった。その間スワミはずっとマントラを唱えていた。その日は満月で、ホーリーウーンブという満月の日にやる行をやっていると、涙が出てきた。自分もああいう風にならなきゃいけないんだなと思った。私たちが見たマザーは瞑想マザーだと後で聞いた。回によって違うらしい。その半年後にも同じペヌコンダアシュラムでマザーダルシャンがあったが、その時マザーダルシャンを受ける人たちは「まだだ」と言われて、2日くらいマントラを唱えて待たされていた。私たちの時はアシュラムについてすぐ受けられたのに。

あとひとつ、私にとって特別だったことがある。ペヌコンダアシュラムの室内にみんな一人ずつ離れて座りながら、ジャパマラをやっていた時。スワミがまっすぐ私の所に来て、手を出せというジェスチャーをした。いつものように何人かに手から物を出してくれるのかなーと思っていたら、細かいパール粒を私にだけ、手から溢れるほどくれた。当然近くにいた友達も少しずつもらうもんだと思ったのに。友達2人は、「じゃうちらはこの落ちたやつを‥」とか言って、なんかしらーっとしちゃった。あれが何だったのか今だに意味がわからない。もらったからどうしろとかもまったく言われなかった。スワミは、ダルシャンで手品みたいに手から数珠やルドラクシュ、ビブーティ(聖灰)、バナナなどの物を出し、それをくれるということで人気の聖者だった。世の中には私たちが常識と思っている以外のこともあるんだなと思った。

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↑スワミからパールをいただいた部屋

 

そして最後スワミは3月に亡くなったけど、その前の12月にみんなに来るメールで、日本語訳のない英語のみで「残念なお知らせがあります。私はもうすぐマハサマディに入ります。それはvery soonです」とあった。その時は、死ぬと思いたくなくて、マハサマディってどういう意味?と思った。また復活するやつ?と思ったり。そしたら、翌3月に本当に亡くなったというメールが来た。それで終わり。私が知ってるスワミカレスワール。